年収1,000万円で年370万円貯金した毎月の家計簿を公開!

順調に貯金できていますか?

このブログでは毎年恒例になりつつある企画、「昨年1年を振り返った家計簿を公表する」という内容の記事です。

さて先日、2016年12月の家計簿を締め切った結果、年間370万円貯金できていたことがわかりました。これは結婚してから6年間のうち過去最高の年間貯金額となりました。

貯金を一気に増やすことができた理由としては、私(妻)の収入が増えたからです。改めて共働きの貯蓄効率の良さを実感できました。

我が家の備忘録がてら毎月の家計簿の内訳と実践している節約術を記載していきます。節約や他人の家計簿に興味のある方は以下どうぞ。

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年収1,000万円の表記と家族構成について

家計簿に入る前に2016年の収入についてですが、タイトルの「年収1,000万円」は夫婦の1年間の収入を合算した税込年収です。年収1,000万円は税込世帯年収(額面)ということですね。

家族構成は、夫は公務員(31歳)、妻は自営業(28歳)の夫婦二人暮らしで共働きしています。

我が家の場合、年収1,000万円から所得税・住民税・健康保険・年金を引いた税引き後の手取り年収だと夫婦で670万円程度でした。一生懸命稼いでも税金類で結構取られてますね…。(自営業者の税金が結構高いのです。健康保険とか。)

なので、手取り年収670万円の内訳としては、370万円は貯金、300万円は生活費となりました。

※自営業者の場合は会社員の給料と違って「手取り年収」という概念がないので、この家計簿では事業用の通帳(家計簿記入対象外)から家計用の通帳へ生活費として資金移動させた(経費や税金類を除く純粋に生活費として使える)金額を手取りとして表記しています。給与所得のみの夫婦であれば手取りがこれより多くなると思われます。

貯金額は2016年7月に1,000万円を超えています。

関連記事:1,000万円超えの貯金に成功!アラサー夫婦が結婚してからやったこと

費目別の月々の平均支出額

家計簿では費目別に使った金額を毎月管理しています。

日々の家計簿付けはアプリを利用していて、毎月エクセルに集計結果(預金残高と費目別の支出合計額)を書き写しています。家計簿は月末締切で年単位の締め切り月は12月です。

この記事では2016年の費目別の平均支出額を算出した結果と節約術を紹介していきます。

食費(変動費):月平均31,000円

  • 食料品や調味料、晩酌の酒やコーヒー豆など嗜好品にかかっている費用を食費としています。
  • 食費の内訳にはお米代を含みません。(祖父から送ってもらっているため)
  • 家族だけでの外食はレジャー費になり、友人家族と外食したときは交際費になります。
  • 出来合いの総菜はほとんど買わずに手作りすることが多いです。
  • 生鮮食品は安くて新鮮なものを直売所で購入し、見切り品はほとんど買いません。見切り品を買うときはその日に使うことがわかっているものだけと決めています。
  • 週2回の買い物で日持ちして使い切れるものを選ぶようにしています。
  • 夫の弁当を毎朝作っているのでおかず代を含みます。

食費は前年とほぼ同じ水準の支出でした。変わったことはなし。

日用消耗品費(変動費):月平均7,000円

  • 1個1万円未満の生活雑貨と家電はこの費目に入れています。1個1万円以上の消耗品は大型出費の費目へ。
  • 私の使っている定額制コンタクト代が支出の3割を占めています。(月2,300円)
  • 100円ショップを活用しています。
  • 楽天スーパーポイントをEdyに交換してドラッグストアで使ったり、楽天市場でポイントを消費して買い物することで消耗品費を節約できています。

日用消耗品費は前年とほぼ同じ水準の支出でした。変わったことはなし。

コンタクト代が結構高いなと思いますが、目の安全は大事なのでケチらないようにしてます。

レジャー費(変動費):月平均6,000円

  • 施設の入場料や1回1,000円以上の外食はレジャー費です。
  • 夫婦で喫茶店が好きなのでカフェ代もレジャー費に含みます。
  • 外食の割引券がもらえる株主優待を使って外食費を節約しています。
  • 夫婦の誕生月はプレゼント予算を各1万円出しています。(毎月のお小遣いが少な目なので)

レジャー費は前年より月平均1,000円少なくなりました。思い返してみると外食はほとんど株主優待を使える飲食店に行っていたので節約できていたようです。

仕事費(準変動費):月平均17,000円

  • 夫の仕事で使う費用は家計から出しています。お小遣いとは別の実費請求制。
  • 夫の仕事の付き合い(飲み会)や仕事で必要な物品購入は都度仕事費から出します。
  • 夫は出張が多いのでこの費目に出張費も含みます。

仕事費は前年より月平均5,000円少なくなりました。そういえば部署移動があったので飲み会と出張が前よりも少なくなったような気がします。

美容健康衣類費(準変動費):月平均17,000円

  • 美容院代、下着代はこの費目です。お小遣いとは別の実費請求制。
  • 私服はお小遣いで買うのでこの衣類費には含みません。
  • 夫のジム会費(月8,600円)が半分を占めています。
  • ジムで使う運動用の衣類の購入はこの費目から出しています。

美容と健康にどれだけお金をかけるかを今悩んでいて、お金の使い方を模索中です。お金がなければジムには行かずに運動する方法もありますからね。

今年から夫が今通っているジムへ私も一緒に通うことになったのでさらに出費が増える予定です。ジムへ通うことは健康へ投資しているという考えを持っています。それにしてもスポーツウェアって結構高い…。

移動交通費(準変動費):月平均2,000円

  • 電車代、タクシー代、車のガソリン代はこの費目です。
  • ガソリンは楽天スーパーポイントで支払える出光でほぼ毎回給油しています。
  • 旅行や帰省で使う交通費は旅行費や帰省費の費目に入れています。

関連記事:出光で楽天ポイントを使ってガソリンを入れる方法を画像付きで解説!

2016年から管理のしやすさを求めて新設した費目です。楽天市場で貯まったポイントを使ってガソリンを給油しているので移動交通費はほとんどかかっていません。

教育教養費(準変動費):月平均1,000円

  • クックパッドプレミアム会員費やdマガジンなど有料コンテンツ代がメインです。
  • 資格取得のための受験料や教科書代もこの費目にしています。

教育教養費は前年とほぼ同じ水準の支出でした。

2016年はファイナンシャルプランナー技能士3級の資格を独学で勉強して取得した費用が入っています。

関連記事:FP3級検定のおすすめ問題集と勉強法【日本FP協会合格!】

医療費(準変動費):月平均6,000円

  • 病院で使った費用はこの費目です。
  • ドラッグストアや薬局で薬(医療費控除の対象になるもの)を買ったときもこの費目です。

確定申告で領収証を引っ張り出して医療費控除の集計をするのが面倒なので、2016年から家計簿で毎月集計できるように費目を独立して管理することにしました。

2016年後半からは不妊治療で保険適用外の処置を受けているため医療費が増えました。2017年はもっと増えそうです。

交際費(準変動費):月平均13,000円

  • 結婚式のお祝い金や香典を出したときに使う費目です。
  • お歳暮やお中元、お土産代も交際費にしています。

前年は親族の不幸や結婚などが多く出費が増えました。ただ、交際費はケチらず出そうと思っているので節約しません。かかるときはかかる、と割り切っています。

水道光熱費(固定費):月平均9,000円

  • 水道代、電気代、ガス代、灯油代はこの費目になります。
  • 灯油は貯まった楽天スーパーポイントを使って出光で給油しています。
  • ガスは都市ガスです。
  • ガス代節約のために圧力鍋や土鍋を使って時短調理をしています。

夏と冬は電気・ガス代がどうしても高くなりますが、春と秋が少ないので1年の支出を平均すると月1万円もいかないです。内訳としては月平均でガス代4,000円、電気代3,000円、水道代2,000円ぐらい。

関連記事:土鍋保温調理法でガス代節約料理に挑戦! 

通信費(固定費):月平均17,000円

  • 内訳は夫婦二人のスマホ代(11,000円)とWiMAX(3,000円)とNHKの受信料です。
  • 夫は電話が多いのでドコモ契約ですが、私は格安スマホを使っています。

私は家にいてWi-Fiを使うことが多いので、格安スマホで安さと便利さを追求して奔走していますが、夫は通話が多くキャリアメールが手放せないとのことなのでドコモで契約しています。

いろんな方の家計簿を見ると「節約には格安スマホを!」という流れになっていますが、我が家ではそれぞれの使い方に合った契約ができていると思います。

関連記事:格安SIMはAmazonで買うと初期費用を節約できるってホント?SIMカードの一番お得な買い方を教えます!

家賃住宅費(固定費):月平均17,000円

  • 転勤族なので間取り3Kの社宅に住んでいます。
  • 家賃は破格ですが社宅なので住む場所を選べません。
  • 町内会費もこの費目に入ります。

社宅の家賃は年々値上がりしていますが、それでも間取り3Kで15,000円は激安。ただ地震が来たら一瞬で家が無くなりそうなぐらい古くてボロいのが難点ですがw

固定費を抑えるために家賃の安さは大事だなと感じます。物を少なくして狭くても圧迫感がなく快適に住めるように引き続き断捨離を頑張ります。

保険(固定費):月平均31,000円

  • 生命保険、医療保険、個人年金保険はこの費目です。
  • 個人年金保険は貯蓄ではなく支出として計算しています。(家計簿外の貯蓄で年払12万)

貯金と知識が増えてきたので、2016年は必要保障額以上に入っていた生命保険や医療保険をバッサリ解約しました。見直しによって2017年からは保険料の負担が少なくなります。

関連記事:生命保険の見直しで年間20万円貯蓄できるようになりました!

お小遣い(固定費):月平均29,000円

  • 夫婦の小遣いの内訳は夫15,000円、妻8,000円です。
  • ボーナス月は小遣いが2倍以上になります。(ボーナス支給額によって変動あり)
  • 夫の小遣いが平均より少ないように思うかもしれませんが、昼食は弁当を持って行ってますし、仕事で必要な支出は仕事費から出しているので本人はこれで大丈夫なようです。
  • 小遣いの使い道は友人との個人的な交際費、私服の購入など家計では管理しない支出のために使います。

2016年は順調に貯金できたので、ボーナス月の小遣いを多めに出しました。収入が増えても生活水準を上げたくないので月々の小遣い額は据え置きです。

帰省費(大型出費):月平均16,000円

  • 年2回(盆と正月)実家へ帰省しています。
  • 双方の実家が遠方なので1回の帰省で7日間滞在した場合は10万円程度かかります。
  • 年間予算は20万円。ちょっとした旅行の気分です。

帰省は親孝行するための出費だと思っています。親がいるうちは遠く離れてても帰ります。

旅行(大型出費):月平均4,000円

  • 年1~2回程度の短期間の旅行にかかる費用はこの費目です。
  • 春か秋に国内旅行をします。

年数回ほどですがほどよい季節に2泊3日程度の国内旅行をしています。2016年は近場国内旅行だったので少なくて済みました。

大型消耗品費(大型出費):月平均3,000円

  • 1個1万円以上の家電や消耗品の購入はこの費目です。
  • 炊飯器を買い替えました。

炊飯器の釜のコーティングが剥げてきたので買い替えました。

自動車関連費(大型出費):月平均16,000円

  • 車検や車のアクセサリー購入などはこの費目です。
  • 自動車税と自動車保険、JAFの年会費を含みます。
  • 2016年は車検がありました。

2年に1回の車検の年でした。ディーラーに頼んで費用が高くても安心感を買います。自動車保険はダイレクト損保で契約し直したところ、保険料が半分ぐらいになりました(車両保険あり)。

JAFの年会費は払うのがもったいなくなってきたので2017年で解約します。

関連記事:JAF加入10年目に突入!特典は?年会費のモトは取れたのか?

税金(大型出費):月平均8,000円

  • 手取り収入で家計簿を付けているので税金は反映させないルールなのですが、ふるさと納税した金額を計上するためにこの費目を作りました。

2016年は収入が増えたのでふるさと納税を楽しめました。カニやお肉などいろいろ貰えます。

以上の費目別の内訳合計は25万円です。月平均25万円で生活できたということですね。

大まかな費目の分類はこのように管理しています。

  • 変動費…別名やりくり費。私の裁量次第で節約可能な出費。
  • 準変動費…急に必要になるちょっとした出費。定期的な出費も若干含む。
  • 固定費…毎月の支出がほぼ一定額で決まっている出費。
  • 大型出費…年に1~2度ある大きな出費。イレギュラーな出費含む。

我が家のように細かく費目で分ける必要は全くなくて、ざっくり大まかな費目の支出額を知ることぐらいはしておくべきです。

収支のバランスがつかめるようになれば、なぜかお金が貯まらない家計から脱出できますからね。

年収1,000万円で年370万円貯金した毎月の家計簿まとめ

家計簿を付けることでお金の流れが見えるようになりました。きちんと貯金ができているか確認するために、家計簿を付けてお金の流れを把握することは大事ですよ。

家計簿にはただ金額を付けるだけではなくて結果をまとめて可視化させることが大事です。

私の場合は月末に全銀行の残高確認、アプリで付けた家計簿の〆作業、エクセルに費目別に金額を書き写す作業の3工程をやっています。手間がかかりますが自分の家計の問題点が見えてきます。

我が家の家計簿をまとめた感想としては、「うーん、もう少しコンパクトな家計を目指したい」と思いました。予算では月23万円以内に収まるように立てていたので月2万円ずつオーバーしたという状態です。予算が厳しすぎたのでしょうかね。

大きな出費が何もない月は16万円で生活できたりしているのですが、予定外の出費(医療費や交際費など)や大型出費もあり、お金がポーンと出ていく月もあります。日頃ケチケチしていても大きな出費に我が家は弱いなと感じました。特に準変動費の管理が難しいです。

とはいえ、貯金が順調にできたので良しとしましょう。

これまでずっと「年収1,000万円の家庭ってどんな感じかなぁ、金持ちで余裕があるだろうなぁ」って思っていたのですが、我が家では収入が増えても生活水準を変えずに生活してたので余裕があるという実感がありませんでした。

でも増えていく預金通帳の残高を見てニンマリ…。貯金と計算シュミレーションが趣味なんです。貯金が増えてきて資産の運用先を考えるのが楽しくなってきました。

これからもコツコツとやりつつ、お伝えできることがあればこのブログに書いていきます。

過去記事になりますが、2015年は年収600万円でした。そのときの家計簿もよろしければ見てください。

2015年の家計簿:年収600万円で年180万円貯金した毎月の家計簿を公開! 

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