私が株主優待取得用口座として使っているのはGMOクリック証券です。
私は4つのネット証券口座を開設していて、SBI証券・楽天証券・松井証券・GMOクリック証券を使い分けてます。
たくさん資金のない普通の主婦の私は、株主優待のための株を取得するならGMOクリック証券が一番使いやすいと感じています。
ネット証券ではSBI証券や楽天証券が有名どころですが、なぜ私が世間的にはあまり人気のないGMOクリック証券を好んで使っているのかこの記事にまとめました。
これから株主優待生活をしようと思っている方、すでに少しずつ株取引を始めた初心者の方に向けて書いたのでちょっと長くなりましたが読んでみてくださいね。
理由その1.取引手数料を実質タダにできる
もうこれ以外ほぼ理由がないのですが、GMOクリック証券は取引手数料を実質タダにする方法があります。
それはGMOインターネット関連の会社の株を取得することです。
- GMOフィナンシャルHD(7177)
- GMOインターネット(9449)
- GMOアドパートナーズ(4784)
- GMOクラウド(3788)
- GMOペパボ(3633)
これらの会社は取引手数料をある一定額までキャッシュバックする株主優待があります。(会社ごとに基準が異なる)
私はGMOフィナンシャルHD(7177)とGMOアドパートナーズ(4784)を100株ずつ取得しています。この組み合わせだと半年間で最大6,000円までキャッシュバックされるので、その範囲で取引をすれば取引手数料が実質タダになるんです。
半年で6,000円、年間で12,000円までキャッシュバックされるのはすごいですよね。
GMOクリック証券の株主優待で今までキャッシュバックしてもらった額を計算してみました。
- 2016年5月 … 2,160円
- 2016年11月 … 1,200円
- 2017年5月 … 1,810円
- 2017年11月 … 1,800円
- 2018年5月 … 2,740円
私の場合は2年半の間に合計9,710円のキャッシュバックを受けていました。チリも積もれば、ということでなかなか侮れない金額です。
私は信用取引やクロス取引はしていませんので、現物取引でかかった売買手数料のキャッシュバックのみの合計です。
株主優待のキャッシュバック上限額を超えない範囲で取引できれば、取引手数料は実質タダです。年間数千円~万単位で節約できますよ。
買った株は売るときが来ます。
せっかく儲かったのに数百円でも手数料が取られるのは悔しいですよね。
私は数百円でもムダにしたくないので、GMOクリック証券で取引手数料キャッシュバックの株主優待を利用して優待株の売買をしています。
理由その2.直感的に投資基準を見ることができる管理画面がある
私が優待株を買うときには「優待が欲しいから」という理由だけで買うことはほぼありません。
割安株か、業績はどうか、配当金の利回りと過去の配当性向、株主優待の内容、四季報の情報、会社のホームページ、直近の決算内容など一通り目を通してから投資するか決めています。
GMOクリック証券の銘柄情報には財務分析のページがあり、そこで割安株か一目でわかります。
このように直近の決算内容と直近の終値を比べて割安株かどうか判断できます。
株価が割安だと株主優待と配当金だけではなく値上がり益も狙える可能性があります。有利子負債がどれぐらいあるかもグラフでパッと見ることができていいですね。
パソコンでは財務分析の隣のタブで四季報も読めるのでそこも参考にしています。
いつも便利に使わせてもらってます。
その他証券口座との使い分けかた(サブ3社)
私の場合はメインの取引がGMOクリック証券で、サブでSBI証券、松井証券、楽天証券を使っています。
サブで使っている証券会社との使い分けはこのような感じです。
SBI証券ではGMOクリック証券で買えない株の購入と投資信託の購入が目的
メインのGMOクリック証券では取引所が名古屋・札幌・福岡証券取引所に上場している株は買えません。
私の持っているマックスバリュ中部は名古屋証券取引所に上場しているのですが、GMOクリック証券では買うことができないのでSBI証券で買っています。
SBI証券は口座を持っていればなんでも買える・できるということでサブの口座としてはもちろん、メインの口座としても大活躍します。
証券口座を1つだけ持ちたいという方はSBI証券か楽天証券を持てば間違いなし。
私の場合、株取引はGMOクリック証券ですが、投資信託はSBI証券をメイン口座として使っています。その理由は投信マイレージが貯まるからです。
投資信託を積み立てていると毎月の残高に対してほんの0.0数パーセント/年のポイントバックがあります。これが魅力。
貯まった投信マイレージのポイントはSBIポイントサイトを経由してTポイントやnanacoポイント、現金に交換できます。これがちょっとした利息をもらえているような気分になって投信の積立が楽しくなるんです。
投資信託は積み立てていくと結構な額になりますから、こういったポイントは積もり積もってまとまった額になります。少しでも優位なところで投資をしてポイントを稼ぎましょう。
松井証券は投信工房の利用が目的
松井証券はロボアドバイザーの投信工房が使えます。
1年間ぐらい試しに使ってみてますが、自分で決めた銘柄の割合を自動的に積み立ててくれているので便利だと感じています。
今はeMAXIS Slimシリーズの投資信託でポートフォリオを組んで、毎週一定額を積み立てています。
最初に診断があり、どのようにポートフォリオを組めばいいのか教えてくれるのですが・・・私はその出てきたポートフォリオが理想と違ったのでオリジナル配分にして積み立ててます。
使い方によっては使えるツールです。これが利用料無料なのですから。
楽天証券は楽天カードクレジット決済での投信積立が目的
私が使いたい機能はGMOクリック証券、SBI証券、松井証券の3つで全部できるので、楽天証券は必要ありませんでした。
しかし、楽天銀行と楽天証券をマネーブリッジで利用すると普通預金金利が0.1%になるので口座を開きました。
せっかくなので、生命共済(生命保険)で毎年戻ってくる還付金を投資信託に預け替えて将来の医療や介護費として使うための準備口座としています。
家計簿には反映しない口座として、いざ必要となったときに足しになればいいなと思いながら共済の還付金を複数回に分けて投信を積み立てて放置しています。
なお、医療貯金積み立てはどんな家庭でも 生命保険料は月5000円だけという本に書かれていた方法を参考にしています。
投資信託を楽天ポイントで買えるのも投資初心者にはいいですね。ポイントなので気軽に投資を始められます。
【追記】楽天カードクレジット決済で投資信託を積み立てられるようになりました。月5万円までの設定ならクレジットカード利用と同様のポイントが貯まります。
例えば満額の5万円を投資信託の楽天クレジット決済で買付設定すれば、楽天ポイントが積立額の5万円の1%=500円が楽天ポイントとして付与されます。
私は満額の5万円の投信積立を楽天カード決済にして毎月500ポイントもらっています。
楽天カードの利用明細に投信積立の履歴が載りますよ。
株主優待取得におすすめの証券口座を開設するならGMOクリック証券を選ぶ2つの理由まとめ
私が株主優待を取得するのにGMOクリック証券を選んでいる理由は下記の理由からです。
- 取引手数料を実質タダにできる
- 直感的に投資基準を見ることができる管理画面がある
株を売買するときに必ずかかる取引手数料。取引が積み重なると結構な額になります。
細かい話になりますが、SBI証券・楽天証券・松井証券では1日10万円までの取引では手数料のコースによっては取引手数料を無料にすることができます。しかし10万円を超えると手数料がかかってしまいます。
この手数料の形態をボックスレートといいます。
1日10万円までしか売買しないと決めているのであれば、SBI証券などボックスレートの手数料を設定している証券会社を使えばよいのですが、いざ売ろうと思った時に値上がりして10万円を超えていたら取引手数料を取られてしまいますよね。
しかしGMOクリック証券なら手数料キャッシュバックの株主優待があり、その範囲内で取引すれば、手数料を心配することはありません。
だから私はGMOクリック証券で株主優待株の取引を積極的にしています。