ハチミツの白い固まりを溶かす方法は?結晶化の原因と保存方法について

3か月前にカタログギフトでハチミツをいただきました。

せっかくいいハチミツをいただいたので、どう保存すればこの高級ハチミツを白く固まらないで済むのか、また白く固まってしまった場合に溶かすにはどのような方法が有効なのか研究したり調べたりしていました。

山田養蜂場のハチミツをいただいたのですが、我が家にとっては高級品です!アカシアのハチミツは公式サイトで確認したところ200gで税込1,852円でした。

うおぉ、外国産ですがいい値段しますね~。

20160418はちみつ1

上の写真は使いかけです^^;

  • 左:有機百花蜂蜜(キューバ産)
  • 右:有機アカシア蜂蜜(ルーマニア産)

この記事では、ハチミツが白く固まる理由と保存方法、解消法について書いています。

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ハチミツが白く固まる原因はなに?

ハチミツが白く固まることを結晶化といいます。結晶化しても品質に問題はありません。

カビではないので捨てる必要はないですよ!

結晶化する原因は、ハチミツの成分と保存の温度など様々な要因が関係してきます。

まずはハチミツが結晶化してしまう原因を確認しておきましょう。

ハチミツの成分と結晶の関係は?

ハチミツに含まれる主な成分は水分ブドウ糖果糖の3種類です。これらの成分の割合はハチミツに使われる花の種類や産地によって異なりますが、どんなハチミツでも主にこの3種類の成分でできています。

このうち、ブドウ糖が果糖より多いハチミツが結晶化しやすいと言われています。

ということは、果糖が多い花を使っているハチミツを選べば、結晶化しにくいということですね。結晶化しにくいハチミツとして知られているのはアカシアです。

ハチミツの正しい保存方法は?

ハチミツは直射日光を避けて常温で保存します。

冷蔵庫で保存するのは間違いです。冷蔵庫に入れると逆に結晶化しやすくなります。

冷蔵庫内の温度は各家庭の設定や種類によって異なりますが、一般的に3~6℃となっているようです。ドアポケット部分は開け閉めが多いため、それよりも温度が高くなってしまいます。この冷蔵庫内の温度はハチミツがちょうど固まって結晶になりやすい温度なのです。

ハチミツは15℃以下になると結晶化しやすくなるようです。

だから、夏場でも冷蔵庫に入れず常温で保存するようにしましょう。そうすれば結晶化を防ぐことができます。

しかし、どうしても冬場や寒い地域は常温保存でも結晶化しやすくなります。これは部屋の温度を適度にキープするか、冷凍保存で回避するしかないのです。

私は使わないハチミツを冷凍保存することにしました。ハチミツは冷蔵庫保存では結晶化してしまいますが、冷凍庫だと結晶化しない温度になるので不思議です。

20160418はちみつ2

  • 左:有機アカシア蜂蜜(冷凍保存3か月目)
  • 右:有機百花蜂蜜(常温保存3か月目)

わが家の室内が暖かかったのか、冷蔵保存した百花蜂蜜と冷凍保存したアカシア蜂蜜の両方を比較してみましたが、結晶化は見られませんでした。

ただ、冷凍保存することで水あめより硬い状態になってしまうので、すぐ使うハチミツは常温にして、しばらく使わないハチミツは冷凍保存にすることで結晶化を防いで長もちさせることができるのではないかと思います。

1キロ単位でハチミツを購入した場合は、面倒ですが小分けにして使うといいかもしれませんね。

ハチミツは条件が重なれば必ず結晶化するとはいえませんが、結晶化しやすい状態になります。一度結晶化するとどんどん進行していってしまいますからね。

今度は結晶化が進行してしまったハチミツを溶かす方法についてです。

白く固まったハチミツを溶かす方法

結晶化したハチミツを溶かすのに必要なのは45~60度のお湯と菜箸やマドラーなどのかき混ぜる道具です。

ビンなどのハチミツ容器のふたを開け、結晶化したハチミツを容器ごと浸けてゆっくりかき混ぜます。この時にお湯が容器の中に入らないように気を付けてくださいね。

30分から1時間程度の湯せんで元に戻るようです。←結構めんどくさいですね^^;

レンシレンジで溶かす方法が簡単そうだと思ったのですが、ハチミツを製造しているメーカーからは推奨されていないようなので、面倒でも結晶がなくなるまで根気よく湯せんしたほうが良さそうです。

参照:ハチミツの結晶化について(サクラ印ハチミツ)

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