土用の丑の日にうなぎを食べる習慣がある。
私は先日うなぎを食べに専門店に出掛けたが、その帰りに尋常ではない腹痛と下痢に襲われてトイレに駆け込む事件が発生した。
高価なうなぎを奮発して食べたのになぜこんなに苦しむことになったのだろうか…。
この記事はうなぎで腹痛が起きた原因は一体何だろうかと思い調べてみた記録である。
食後に起きる腹痛と下痢の原因4つ
うなぎを食べた後に起きた腹痛の原因について考えられるものをピックアップしてみた。下痢や酷い腹痛に襲われる原因は複数あるようだ。
(※↑参考画像。脂がのっていて美味しそうだ。)
1.食中毒による下痢
食後に腹痛が起きたときに真っ先に疑うのが食中毒である。
店で出されたうなぎの過熱が不十分だったのかもしれないと思った。
原因について検索したときにYahoo!知恵袋でうなぎを食べて医師から食中毒と診断されたという内容が目に飛び込んできた。
しかし、食中毒の場合は原因は様々あるが菌によるものが多く、潜伏期間が存在する。翌日~翌々日になって激しい下痢と嘔吐に襲われ、病院に運ばれることになる。
今回の私の場合は、食後20~30分程度で急な腹痛に襲われたので食中毒による下痢だとは考えにくい。
だが、過去に「土用の丑の日」うなぎ弁当で男女8人食中毒という事例もあった。最近だと愛媛で78人が発熱や下痢でサルモネラ菌による食中毒という痛ましい事件もあった。
うなぎで食中毒になることもある。
食中毒が原因の場合は同じ日に同じ店で食べた人が同時に発症することが多い。発症時間が早く、同行者に異常が見られない場合は食中毒の可能性は低いと考えられる。
2.過敏性腸症候群による下痢
ストレスや体の冷えから起きる慢性の下痢の症状もある。
今回の場合は私が慢性的に下痢の状態ではなく、急にきたので過敏性腸症候群が原因とは考えづらい。
3.急性胃炎による下痢
急性胃炎はアルコールやコーヒーなどの刺激物や不規則な生活で起きる。またはウイルス性の場合もあるようだ。
私は体質的にカレーや辛いものなどの刺激物に対してお腹が弱く、食後すぐに下痢になることが多いのでこれらを外食するのは極力控えている。
でも今回の場合は、刺激物ではないうなぎのかば焼きで食後すぐに下痢と腹痛が起きた。急性胃炎の可能性は低いのではないだろうか。
4.消化不良による下痢
今回、私のうなぎを食べて下痢になった原因として一番疑わしいのは消化不良である。
消化不良の線で調べてみると、タンパク質や脂質は摂取しすぎると消化しきれないため下痢になるという情報を見つけた。
そういえば、うなぎは栄養満点で精のつく夏バテ解消になる食べ物である。成分について調べてみるとやはりタンパク質や脂質が多い。
(引用:カロリーSlism)
私がうなぎを食べて突然の下痢になった原因は「消化不良」の可能性が高い。
まさか、うなぎを食べて下痢と腹痛でこんなに苦しむなんて夢にも思わなかった。私の体はぜいたく品を受け付けないということか。
そういえば高級な霜降り肉でも食べ過ぎるとお腹がユルユルになったことは過去に経験がある。残念ながら私にはうなぎも霜降り肉も体に合わないようだ。
今後は高タンパク・高脂質のものを食べる際は十分注意したい。
※下痢・嘔吐が続く場合や体に異変がある場合は自己判断せず医師の診断を受けましょう。